3/12 精神科予約日記

スレッズでめちゃくちゃ鬱投稿をしまくる中で、そう少なくない人数の方たちに精神科に行くよう勧めてもらった。

早めに行った方がいいとのことだけど、自分が精神科に行くなんて信じられなくて、いやいやそこまでじゃ……と思っていた。

しかし、今の私にはまともな判断力は恐らく残っておらず、もしかしたら本当に精神科に行った方がいいのかもと思うも、どこに行けばいいのか分からなかった。

 

家から近いところはどこも口コミが悪かったり(口コミって良くも悪くも“書きたい”と思うほどのことがなければ書かないものだし、感情が昂ってる状態で書く人が多い気がするので、アテにならないとも思うが、読んでしまった以上は気になってしまう)

初診は電話予約だったりと(数年前に同棲してた彼氏が鬱っぽくなった時に代わりにいくつもの心療内科に電話したが、どこも1〜2ヶ月先と言われて絶望した記憶があって、どうせ断られると思うと億劫だった)

ただスマホをスクロールし続けていたところに、有識者の方からある病院を勧めていただいた。

 

そこは初診からweb予約ができた。ただ、そこで完了ではなく、病院から電話が来て話をした上で受診すべきかを判断するというものだった。

3/10の夜中に予約して、3/11の9:30には電話が来たが仕事中で取れず、昼休憩に折り返したが担当が不在だったため、3/12の昼に電話がかかってきた。

 

明るくハキハキ喋る女性看護師で、「どんな症状でお悩みですか?」という質問から始まった。

まず、身体の不調から伝えると、看護師はひたすら相槌を打ち「睡眠はどうですか?」と「仕事は関係ありそうですか?」と聞かれた。

仕事は大いに関係があるので、いつから辛いのか、仕事の何が辛いと感じるのかを話した。

一通り話すと「身体の不調が多く出てるから、まず先に内科に行ってもらうかもしれませんが、先生に確認してまたお電話します」と言われた。

その時に、希死念慮のこと言えてないと気付いたが、なぜか言えず(なぜかというか、誰に対してだとしても死にたいことを、この声で伝えることはとても勇気がいることだと思う)ああ、これじゃ精神科にかかれないままなんだろうなと思いながら電話を切った。

電話を待つ間、内科には行かないだろうなぁと思った。心から来てる不調だから、頭痛薬や胃痛薬をもらったところで根本的な解決にはならないと分かっていた。

 

1時間後に電話が来て「一度来てみましょうか」と言われた時、なんだかすごくホッとした。精神科医が話を聞いた方がいいと思ってくれて良かったと思った。大したことないだとか、まずは内科じゃないかだとか言われなかったことに安心した。この辛さは本当なんだと公に認めてもらえたような感覚があった。

看護師は「あなたの話し方がちょっと引っかかったので、気持ち強めに先生にお伝えしました」と言った。

初診は3月最終週。ものの3日で精神科の予約が取れたことに驚いている。病院を紹介してくださった方には深くお礼を申し上げたい。

 

当日までに話したいことを書き出そうと思うが、それは想像以上に自分の傷を広げるようなしんどい作業だろう。見て見ぬ振りをしてきた黒くてべっとりとした負の感情に向き合わなくてはならない。

でも、これをきっかけにラクになれたらいい。変われたらいい。精神科に期待するわけではないけれど、自分の人生において大きな意味のあることだと思うから。